動きの質を高める:達人の動きから学ぶ身体の流動性
スポーツパフォーマンスや日常の動作を向上させたいと考えているあなたへ。
単に「正しい姿勢」や「完璧なフォーム」を追い求めるだけでは、
本当の上達は望めません。
今回は、真の達人が持つ「動きの質」について掘り下げ、あなたの身体能力を次のレベルへと引き上げるヒントをお伝えします。
動きの本質:形・方向性・質の三位一体
動きを深く理解するには、次の3つの要素が不可欠です:
- 動形(動きの形) – 動作の見た目の形状
- 動向(動きの方向性) – 動きの意図や向かう先
- 動質(動きの質) – 最も重要でありながら、最も見落とされがちな要素
多くの人は形と方向性に注目しますが、
真の達人と初心者を分けるのは「動質」なのです。
マイケル・ジャクソンのモノマネを例に考えてみましょう。
多くのモノマネ人は動作と方向性は模倣できますが、
その「質感」までは再現できません。
本物の動きの質を身につけた人だけが、
真のモノマネを超えた境地に達するのです。

人体は「流体構造」である
人間の身体は本来、流動的なものです。
血液が流れ、酸素が交換され、液体と気体が絶えず動いています。
これが「生きている」証です。
立腰の考え方では、老化とは身体が「固体化」していくプロセスだと定義されています。反対に、赤ちゃんや小さな子供の身体は非常に液体的です。抱き上げると、その「ずっしり」とした重みに驚くでしょう。これこそが理想的な身体状態なのです。
人間の身体は本来、流動的なものです。
血液が流れ、酸素が交換され、液体と気体が絶えず動いています。
これが「生きている」証です。
立腰の考え方では、老化とは身体が「固体化」していくプロセスだと定義されています。反対に、赤ちゃんや小さな子供の身体は非常に液体的です。抱き上げると、その「ずっしり」とした重みに驚くでしょう。これこそが理想的な身体状態なのです。

形だけを追求する罠
「背骨のS字カーブが良い姿勢だ」という考えは広く知られていますが、これは誤解を招きやすい概念です。S字カーブという形だけを追い求めても、真の健康や良い姿勢にはつながりません。
イチロー選手のモノマネをするニッチローさんの例を考えてみましょう。
見た目は似ていても、イチロー選手の骨格構造がどう動いているかまでは再現できていません。外見が同じでも、内部の動きが異なれば、それは「似て非なるもの」なのです。

壁際に立って「良い姿勢」を作る練習も同様です。
人間は動く生き物であり、一つの形に固定しても意味がありません。
その形のままで生活するわけではないからです。

真の上達への道:骨格構造に沿った動き
形の模倣よりも大切なのは、自分の骨格構造に忠実に動ける身体を作ることです。これが本当の意味での「良い姿勢」につながります。
動形・動向・動質は同時に追求すべきものであり、どれかに優先順位をつけるものではありません。
形を整えようとすると力みが生じがちですが、その力みがどこで、なぜ起こるのかを観察することが重要です。「動質」という視点がなければ、この力みの正体を理解することはできません。
達人とは、これら3つの要素を同時に意識し、バランスよく実践できる人のことなのです。

まとめ:動きを深める実践法
- 形だけでなく、動きの質にも注目する
- 身体の「流体性」を取り戻す意識を持つ
- 固定された「良い姿勢」ではなく、自然な動きを追求する
- 自分の力みや緊張を観察し、解放する
- 動形・動向・動質を同時に意識する
あなたのパフォーマンスを真に向上させるのは、形の完璧さだけではなく、身体の内側から湧き上がる動きの質なのです。日々の立腰体操で「動質」を意識し、達人への一歩を踏み出しましょう。
※立腰体操の詳細なレッスンについては、オンラインまたは対面でご案内しています。ぜひお問い合わせください。
立腰体操は、誰にでも取り組める、やさしくて簡単な体操です。一方で、上級者向けの身体開発法・トレーニング法としての側面も持ち、それを支える理論もしっかりと確立されています。身体を整えたい初心者の方も、さらなる身体能力の向上を目指す上級者の方も、同じように実践できるのが立腰体操の特徴です。
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