身体の調和 – 骨と筋肉の本来の役割を見直す
私たちの身体には様々な組織があり、
それぞれが特定の目的のために存在しています。
今回は特に「骨と筋肉の役割」について深掘りし、その正しい使い方について考えてみましょう。

骨と筋肉の本来の役割
身体の中で最も基本的な構造を担う骨と筋肉ですが、
それぞれには明確な役割分担があります:
- 骨の役割:身体を支える「支持組織」
- 筋肉の役割:身体を動かす「動力組織」(出力組織)
この単純な区別は非常に重要です。
すべての組織は意味を持って存在しており、
その役割通りに使うことで身体は健康を維持できます。
逆に、本来の役割と異なる使い方をすると、
疲労や機能低下を招き、
やがて不調や病気につながっていきます。

現代人の身体の使い方の問題
現代社会では、多くの人が筋肉に身体を支える役割をさせてしまっている傾向があります。
これは骨の意識が弱く、筋肉の意識が強すぎることに起因しています。
江戸時代はこれと逆の状況でしたが、
現代人は筋肉に頼りすぎており、
本来は動くために使うべき筋肉を体を支えるために消費しています。
その結果:
- 動作が遅くなる
- 動くことに疲労を感じる
- 活動が億劫になる
- 高齢者では転倒リスクが高まる
骨の役割を取り戻すには
骨が本来の「支える」役割を果たせるようにするには、骨の意識感覚を高めることが大切です。
筋肉の意識はすでに高いので、
骨の意識をそれと同等かそれ以上に高めることを目指しましょう。

具体的な方法:骨への触れ方
非常にシンプルですが効果的な方法は、
骨を触ってさすることです。
特に骨が表面に出ている部分に注目してください:
- おでこや頭の骨
- 鼻の骨
- 指の関節
- 肘や膝
- 鎖骨、肋骨、胸骨
- すね(脛骨)- いわゆる「弁慶の泣きどころ」
- くるぶし
これらの出っ張った部分は骨が触りやすいので、
意識的に触れて感覚を高めてみましょう。
※強くさする必要はありません。優しく触れましょう。
意外な発見:骨をさすると身体が緩む
多くの人は筋肉をマッサージすることに慣れていますが、
実は骨をさする方が身体が緩みやすいという重要なポイントがあります。
骨への意識を高めることで、骨と筋肉がそれぞれの役割を正しく分担できるようになります。
「骨肉の争い」の本当の意味
筋肉が骨の役割を奪ってしまい、
両者が喧嘩している状態
—これが本当の「骨肉の争い」なのかもしれません。
健康とは、
身体のすべての組織が
それぞれの役割を存分に発揮し、
調和して機能している状態です。
まずは骨をしっかり意識することから始めてみましょう。
身体の各組織が本来の役割を果たし、互いに協力し合う健康な状態を目指していきましょう。

骨と筋肉の本来の役割を正すために
おすすめなのが立腰体操です。
立腰体操があなたの骨と筋肉の才能を呼び覚ましてくれます。
立腰体操とは
小さな変化が大きな未来を創る
私たちの身体は、
人生を歩むための大切なパートナー。
そのパートナーを大切にすることは、
豊かで充実した人生を送るための第一歩。
毎日の小さな積み重ねが、未来の自分を作り上げます。
今日から始める小さな変化が、
明日の健康をつくります。
焦らず、無理せず、
自分のペースで続けることが大切。
身体の声に耳を傾け、
自分をいたわる気持ちを忘れずに。
健康な身体は、最高のプレゼント。
そのプレゼントを自分自身に贈るために、
今日から一歩を踏み出しましょう。
未来の自分が、きっと感謝してくれます。

立腰体操レッスンについて
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